お遊びコラム のコーナー
 
よもだ日記
 
ゴールデンウィーク
連休始まり
 南レクに来ました。
 帝国海軍局地戦闘機 紫電
 ロープウェイで昇るとそこには局地戦闘機紫電改が展示してある。局地戦闘機とは迎撃専用で航続距離は短い代わりに速度 上昇力を重視した種類の飛行機だ。主に本土防空戦に使われた。生産機数は五百機弱。
当時、紫電改は零式艦上戦闘機 通称ゼロ戦の後継機の開発が遅々として進まない三菱に海軍が見切りをつけ、水上機専門メーカーの川西飛行機が初めて開発した紫電陸上戦闘機の高性能に目を付けた事から開発が進み制式化されました。まさに中小企業が大手企業を出し抜いた典型的な例です。不慣れな陸上機に苦労しながら量産にこぎ着けたものの時すでに遅く、松山に基地を置く戦闘機隊が豊後水道上空で米国空母部隊の艦載機相手に大戦果を上げたのが記録されています。米国機からは悲痛な救援要請の無線が絶えなかったそうです。
 斜め前から
宿毛湾に不時着水したとされ、衝撃でプロペラは曲がっている。各部は海中で腐食しているが、あえてそのままにしているそうだ。
斜め後ろから
中島飛行機(現富士重工)製エンジン名称誉1980馬力搭載 機体は川西飛行機(現明和)武装二十ミリ機関砲四門 空戦フラップにて大型の機体ながら小型並の飛行性を確保した画期的な戦闘機である。
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